買い物披露

時々発作のように書きたくなる、買ったものの話。

まずはお茶ミル。

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京セラ 【KYOCERA】 セラミックお茶ミル CM-50GT
価格:3525円(税込、送料無料) (2018/2/15時点)




いただきものの緑茶がたまってしまい、消費したいけど家ではほうじ茶派。
会社で消費するしかないが急須を洗ったり茶葉捨てるのが面倒・・・ということで購入。
一番細かい設定にして、二度挽きすれば茶葉もいける。
わたしはざらっとしたのど越しがちょっと苦手なので、結局そのまま粉は流しに流してしまうという暴挙を行っている!
相当粉だらけになる。きれい好きな人は気になるだろうな~





お次はこれ、鍋のセット。
鍋は昔々購入したアムウェイのものを使っているんだけど、もういい加減飽きた・・・笑
アムウェイは販売姿勢には問題があるけど、確かに商品はいいので、全然壊れない。
しかしそこそこ重い。そして飽きた(二度目)。

これは実物を見ると「小さい!」と言ってしまうほどこぶり。
直径は14.5センチ。
でもそこそこ深さがあるので小さくて困る、ということはいまのところない。
浅いものは味噌汁用。深いものは煮物用に使っている。
うちは煮物が多いのでガラス蓋はもうひとつ欲しいかな~(貝印のサイトで購入できる)
あ、このガラス蓋がつまみも全部ガラスでかわいらしく、なかなか気に入っている。
ブロッコリーやカリフラワーを快適に蒸したい!という欲求の為に購入した鍋だけど、この冬の野菜の高騰で蒸し器はまだほとんど活用できず。
軽くてシンプルで洗いやすい。
しまうのも重ねてコンパクト。
ひとり暮らしをはじめる人へのプレゼントにはいいかも。
これとフライパンがあれば事足りる感じ。大満足。




昔ながらのマルカの湯たんぽを使っていたのだけれど、穴が開いてしまった!
重いし、大きすぎる(2.5リットル)し、カバーはすぐ汚くなっちゃうし、と探してみて見つけたのがこれ。
わたしが買ったのはこことは違う店のもうちょっと違うバージョンで色もたくさんあったんだけど、この寒さで売れたのか、全色売り切れていたよ・・・
結論、いいです。カバーなしというのもいい。
拭けばきれいになるもんね。水枕としても使える。
お湯は40~60度が推奨されているので、毎回半量捨てて、お湯を継ぎ足すという使いかたをしている。
この温度なので入れてすぐ直に触れる(マルカのはやけどする)し、ふたが締めやすいしとっても使いやすい。
もともとのお湯の温度が低いので、マルカほどの保温能力はないけれど、十分。
使用限度は5年ほどらしいけど、800円ちょっとだし納得のお値段。おすすめです。
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不能犯

これまた漫画が原作だそう。
不能犯、というのは未必の故意とわたしは混同してしまっていたけどちょっと違うようで。
立証できない方法で犯罪を犯すことらしい。
この映画の主人公宇相吹(うそぶき)は思い込みを利用したマインドコントロールによって、殺人依頼を請け負っている。


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いやぁ、発想は相当面白い物語なんだけど、なんていうか、その・・・はっきり言ってしまえば小粒。
ていうか、沢尻エリカが全然ダメだった!
ミスキャスト、だよなー。彼女には合わない、あの役。綺麗すぎだよね。

宇相吹のマインドコントロールが唯一効かない相手、という設定なのだが、その理由として宇相吹と思考パターンが似ているからとかなんとか言っていたのだが、二人に共通するニオイみたいなものがまったく感じられなかったのが敗因だろう。
根底は同じニオイを漂わせながらも、明るい場所で正義を貫く者とダークサイドで人を破滅に追いやる者という対比がないとねぇ。

宇相吹の「愚かだねぇ、人間は」という決め台詞には、言外に自分は人間ではない、というニュアンスが含まれているような気がするけど、どうなんだろう。
じゃなきゃいくら浅い傷でも刺されてすぐに動き出してピンピンしてるなんておかしいもん。
そこらへんでもちょいともやもやする、なんとも消化に悪い映画だった。

理解できない

今年に入ってからなんとまだ映画館に一度しか足を運んでいない。
ここ20年でこれは初めてのことではなかろうか・・・一ヶ月に1本!!

で、その一本目は今池はシネマテークにお邪魔した。
いつの間にかトイレが改装されていて、段差の厳しい和式トイレから様式に。
手洗い場も。よきかなよきかな。
あとはあの座りにくいソファーがコンパクトなベンチになると言うことないんだけどな~

それはさておき。
映画はアキ・カウリスマキ監督の希望のかなた。
感想はまた別に書くつもり(ああ、でもちょっと書きにくい映画だったのでスルーするかも)で、今日は隣に座ったおじさんの話。
開映時間ぎりぎりに息を切らしながら、最前列の真ん中あたりにいたわたしの隣に座ったおじさん。
まあ特にタバコ臭くも整髪料くさくもなく鼻息が荒くもなく、普通に映画を見ていたのだけど。
途中スマホを見だしたのだ。
あれね、シネコンなんかでもちょいちょい見かけるんだけど、本人が思っている以上にまぶしい。
チッ、と思ったけど、30秒くらいでやめたので、何も言わなかった。

が、しばらくしてあのLINEのデフォルトの着信音「キンコーン」という音が近くでなった。
どうやら隣のおじさんのスマホの音だったらしい。
彼はまたスマホを取り出して操作しだした。
そして何やら文章を打っている・・・

もうこれは隣に居合わせた者の宿命だ、仕方あるめぇ、と「すみません、やめてもらえませんか?」と小声で声かけた。
すると、だ。
「あ、すみません、メールだけです」
とのたまう。あ、こいつアフォな人だ、とは思ったものの、後ろの席の人も迷惑だろうし、ともう一声。
「あの、まぶしいのでやめてください」

「あ、ちょっと急ぎなもんで、これなら大丈夫ですか?いいですか??」

おじさん、手帳タイプのスマホカバーを細めにあけて自分の顔の方に持って行ってまだ操作を続けている。
え?この人本当にアフォーだ。救いようがない。
後ろの人、ごめんよ・・・

もう相手をする気にもなれず、体の向きをずらしておじさんの反対側に顔を向けた。
しばらく操作を続けたのち、おじさんはパタッ!とカバーを軽快な音をたてて閉じ、「はい!終わりました!」とわたしに向かって言った。

世の中には言ってもわからない人っているのだなぁ・・・
映画中に電子機器の電源を落としてしまうことは無理、という人が世の中にいるのは理解できる。
たった1時間半の映画すら他の雑事を忘れて没頭できないなんて、心底お気の毒、と皮肉を持って思う。
ただそれによって他人に害を及ぼすなんて言語道断。
急ぎでどうしても、というならロビーに出てすますのが普通じゃないのかなぁ。
シネマテークにくるような人でも、あんなおたんちんがいるのかと思うと、残念としか言いようがない。

昔住んでいた場所

前々から思っていたのだけれど、ストリートビューって面白い。
ふと思いついて、3~4歳の頃に住んでいた場所を探してみた。
引っ越し後、ご近所の友だちに手紙を書いた時に何度も練習させられた住所、未だに覚えているのである。

なんと、当時住んでいたアパートを発見。
いわゆる文化住宅ってやつ。
できたのが住宅情報サイトによると1974年だそうだから、あのころは新築だったんだなぁ。
2Kで和室が二間縦につながっていて、ガラス戸で仕切るようになっている。
玄関はいってすぐに台所。その奥にお風呂。
両方に窓があって明るかった。
まだ日の高いうちに帰ってきた父と、明るいお風呂に入った記憶がある。
集合住宅ではあったけれど、縁側もちゃんとあって、庭もあった。
庭に仕切りはなくて、共同で洗濯物を干し、花壇があったので皆でいろいろ植えていた。
ひまわりとか、ある年はとうもろこしを植えて失敗したり。

庭の裏側は広々と田んぼが広がっていて、夏にはカエルが大合唱。
春はあぜ道の横の小川でおたまじゃくしを捕まえたり、タニシをとったり。
部屋の壁にはよく、カマキリが卵を産み付けて、生まれて小さなカマキリが大行列を作るまで気づかなかったり(砂壁と同じような色だったのだ!)、時にはヘビが入り込んだこともあった。

ラジオ体操に通った三角公園(形が三角形だからこう呼んでいた。地図で見ると本当に三角!)も残っていた。
たまにぽんぽん菓子の人が来ていて、買ってもらったっけ。
その公園に行く途中の、すごく深くて大きなどぶ川、と思っていた排水路も、こうしてみると案外小さい。

長閑な環境だったけれど、ストリートビューを見る限り、周辺の田んぼはひとかけらもなくなってしまったようだ。
ぎゅんぎゅんに隣家のさしせまる住宅地、という感じ。

こうして見て気づいたのだが、このアパート、最寄駅は阪急電鉄の小林駅。
ここって、映画 阪急電車 片道15分の奇跡 で中谷美紀が降りる駅ではないか・・・

あの映画ではのんびりした街、と評されていたっけ。
あのままあの街に住んでいたらどんな人生だったのかなぁ、と。
ふと考えちゃったりするわけです、はい。



今年も無事明けました

つつがなく日々は過ぎ、2018年と相成りました。
今年もよろしくお願い致します。

12月に入ってから肌の調子が悪いなー、皮膚科に行こうかどうしようか、と迷っているうちに行きそびれた。
待ち時間が長いので、それを考えると足が遠のくんだよね。
したら30日、朝から精力的に正月の買い物に動き回っていたら限界がきた。
痒い。痒い。
かいー、としか口から出てこない状態に。
ひたすら寝る。
31日は毎年父のところにおせちを持っていくのだけど、買に行けず(作りませんよ!)近所のスーパーのもので済ませなんとか出かけるも、夕飯食べたらもうだめ。
結局かゆいかゆい言いながら3日まで一歩も外に出なかった。
初詣もお義母さんとこへの訪問もオットひとりで行ってもらう。
幸い皮膚科が4日からやっていたので、今年初めての外出が病院という、なんとも縁起の悪い年明けとなったのである。

何度かこの痒みの症状を繰り返していて(痒い、全身腫れる)秋頃にこの病院で何かアレルギー反応じゃないか、とよく食べる食べ物に対して血液検査をしてもらっていた。
結果、なんもなし。
かろうじてビール酵母にちょっとだけ反応していたくらい(なのでビールはもう飲まないことにする)。
小麦もソバもナッツ類も魚介も果物も大丈夫。
ということは・・・やっぱり更年期の症状の一種なのかもなぁ。
肌の調子が落ち着いたら婦人科の病院に行こうと決心したのであった・・・

今は薬が効いてよくなりつつある状態。
ただこの症状、全身が腫れた後に皮が粉状にぼろぼろと捲れてくるのが困ったもので。
Tシャツや下着につく粉が尋常じゃない。
虫の脱皮みたいにつるりとまるごとむけてくれると助かるんだけどなぁ。

そんなこんなで新年からつまづいたけれど、まあ体に気を付けてのんびりやんなさいよ、ということだと思って無理せず自分を甘やかして行こうと思っております。
皆も甘やかしてくれていいからね!
於 RAD SEVEN 2017年12月9日

どのタイミングでMunizOのライブに行こうか、年内に?でもエマージェンザ出るならそのとき行かないとなー
なんていろいろ考えていたら来てくれた。
よく会場とれたな、と思っていたら、どうも遅めの時間からイベントが入っている日で、5時にライブが始まって8時前には終わるという、年寄りには優しいライブだった。

対バンはsuspended4thとdoos。
doosは夜映画見た帰りに栄の噴水んとこ通るとたまにやってるので聴いたことはあった。
この日も三組の中ではいちばんお客さんが多かった気がする(MunizOのときは前にいたのでよくわかんないんだけど)。
二組ともかっこうよかった!

でもやっぱいちばんかっこういいのはMunizOである(言い切った!)。
いちど聴いたら忘れられないギターのリフ、そこにピシッとはまるドラムの音、変なリズム。
Questionableを歌う前にタロくんが「次はちょっとかわったリズムの曲をやります」って言ってたけど、彼らの曲って8割がた変なリズムだと思うのはわたしだけだろうか・・・
タロジロ時代の曲はpiranhaとつま先。
この二曲はドラムが入るとホント格好いいよね~
MunizOのつま先を聞くと、ツバメ返しを三人でやるとどうなるんだろうなーと思ってしまう。
いつかやってくれるといいな~

締めはやっぱりこれ。


文句なく盛り上がる、が、アンコールまでしちゃったもんね。

ステージが狭かったのでタロくんの動きは控えめ・・・
出てきてすぐに汗だくになったらしいジロくんは、すぐにシャツのボタンを全部外して演奏していた。
えーっと、目のやり場に困るんですけど・・・まあいっか。

彼らの出番の前、物販にタロくんだけ出てきたのでTシャツ買うついでに話しかけたら敬語でしゃべられた。
もうね、多分顔はなんとなく覚えてるけどどのあたりからのファンだとかがわかんなくなってるんだろうな。
最近ライブに行ってもあんまり話したりしなかったし。
ファン全員を覚えるなんて無理だしね。
来月も来てくれるということで、チケットとりおきしておいた。楽しみ~

ただ来月のはRAD HALLで、キャパが250人から300人。
レンタル料は10万円也。他にドリンク保証なんかもあったり。
おばちゃんはちぃーっと心配です。名古屋の人って売れてない人には冷たいからさ!

2018年1月16日火曜日です。RADHALLにて。最寄駅は矢場町。よろしくね。


ハロウィンの思い出

そういえばハロウィンなんて無縁な毎日を送っているのですがね。
あの日、会社帰りに公園の近くを歩いていたら、仮装した小学生三人組がタタッと走り寄ってきた。
「トリックオアトリート!お菓子くれなきゃいたずらするぞ!」

おおー、言われてしまった。
初めて言われたわー

が、しかし。
わたくし、お菓子を持ち歩く習慣がなく。ええ、飴すらものどの調子が悪いとき以外は持ち歩かない。
カバンの底を漁ってもお菓子のクズすら出てこない。

「ごめんね、何も持ってないんだ」
と答えると、しばらくもじもじしていた三人、諦めてほかへ去って行ったのだけれど、その去り際、男の子が「早く家に帰りたい!」という捨て台詞(!)を残していったのであった・・・
そうだよね、もう薄暗いし、風は冷たいし、お菓子よりはあったかいごはんの時間だもんね。

思いがけずハロウィンの思い出が出来てしまった・・・

本当に、今の時代に子どもでなくてよかったなーと心底思う。
人見知りで出不精で気弱な子どもだったわたしには、ハロウィンなんて地獄のようなイベントだもの。
あれをやれと言われたら断固拒否していただろうな・・・
なんで見知らぬ大人に声をかけねばならんのよ。こわ~

廃墟がますます廃墟に

こう、あれですよね。
ブログなんてサボりだすと際限がないというか。
まあもともと物好きと備忘録なだけで、義務ではないんだけど。
インスタ映えとかいう言葉にもうんざりしちゃって、最近はツイッター等SNSもほぼ放置であります。
めんどくさ。

文化の日、名古屋市東区では歩こう文化の道、というイベントを毎年行っていて、適当に参加している。
空港線沿いの教会のお隣のお宅、以前もこのイベントのときに見て廃墟だなーと思っていたのだが、ますますその荒廃ぶりに磨きがかかっており。
ここ、表通りからは見えず、教会の庭からしか見えないから苦情もこないのかなぁ?
というか、崩れた壁の一部が教会の敷地になだれ落ちてるけど・・・いいのん?
家は普通の作りなので、この教会のように丁寧に保存されることもないシロモノなんだろうけど、庭はちゃんとしていた雰囲気なんだけどな。

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橦木館で近隣の高校生が作ったアイスを庭でいただく。
うーん、りんごとアイスがあまりマッチングできていないような・・・
あの干し柿は誰が食べるのだろう。

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徳川園のほうへ移動して、その近所の教会。
こちらは先に見た教会よりもシックな感じ。
つつましい雰囲気が味わい深い。
バザーをやっていたけど、昭和な感じでこれ売れるんかしら?と思ってしまったことは内緒。

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こういう機会でもないと教会には縁がないなぁ。
徳川園の蓬左文庫で古本市を見て、出店をひやかし、コーヒーとフルーツジュースを。
はちみつ屋さんが来ていて、ハチの巣を大きな袋800円で売っていて、売れるのかな、こんなのと思っていたら売れていた(ホント、いっつもこんな余計なお世話なことを思ってしまう)。
あれをとかして蜜ろうとしてつかうのだろうか。
素人だと結構大変じゃないのかな。

このイベントのときは芳光に立ち寄ってわらび餅をいただくことにしているのだが、なんと今年は店内提供中止。
仕方なく持ち帰ったのだった。
忙しいからなのかなぁ。残念。

スリッパ

自宅ではスリッパをはく。
真冬以外は帰宅すると靴下を脱いで裸足になる。
裸足で歩いていると、どうもかかとがごわごわになるような気がするので、スリッパは必要だ。
いつも畳とか竹スリッパをはいている。年中。
普通の布製のものだと、足が蒸れて仕方ないのだ。
特に真冬になって靴下をはいたままの生活になると、料理を作っているときなど余計に蒸れる。
冬こそ畳スリッパが必要である。
必要なのだが・・・ない。売っていない。

先日まではいていたものはさわやかなブルーの竹スリッパで気に入っていたのだが、いかんせん中国製で作りが粗雑だったためか、3か月で甲の部分が取れはじめ、やがて竹をつないでいた糸がほつれ、歩きにくいわ竹が刺さるわでひどく危険なスリッパになってしまった。
こんなに短期間で壊れたスリッパははじめてである。

そこでどこかに売っていないかなぁと探してみたが見当たらない。
最早朝晩は肌寒いほどの季節。
これでもか、というほどのモッコモコのスリッパばかりが並んでいる。
世の人はあれでエアコンの効いた暖かい部屋で過ごして足が蒸れないのだろうか・・・?
そんなに世の人々は足が冷えるのだろうか・・・?
最近通販は控えようと思っていたのに、結局通販頼みか~

テオ・ヤンセン展と津散歩

愛知県と三重県はお隣。けれど観光地ならともかく、滅多に用がないわけで。
今回三重県立美術館で開催中のテオ・ヤンセン展を見に行ってきた。
初・津である。
津は県庁所在地だが四日市のほうが都会、とは聞いていたが、まあここまでさみしい感じとは思わなかったわー

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この駅前ビルの雰囲気といい、センターというネーミングといい、古臭くていいよね。

名古屋駅から新快速で1時間。
鑑賞前にお昼ご飯を、と美術館のすぐ近くのお蕎麦屋さんへ、と思ったらない、ない。
いくら探してもない。
どうやらつい最近閉店してしまったようで・・・
がっくりしながら先に美術館へ。

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展示はなんていうか、もう驚きだった。
何故これがスムーズに動くのか、どうしたらこんな仕組みを思いつくのか。
きっとテオヤンセンは変態に違いない、そう思った(褒めてる)。

日曜日で駐車場は駐車待ちの大行列。もちろん中も・・・
実際にビーストを押す体験をするために並ぶ人の列、限りなく長く。
どうやら30分以上かかりそうだったので、諦めた。無念じゃ。
どでかいビーストが動くデモンストレーションを鑑賞。
短い距離なんであれだけど、正面で姿勢を低くして見ていた人はけっこう怖かったんじゃないかな。
あれだけの大きいものが動くなんて本当に変態だ・・・

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かなり興奮して見ていたので疲れてしまった。
でも心地よい疲れ。

津駅までもどって、数少ない飲食店の中からようやくニクバルへたどりつく。
他のよさそうな店は予約でいっぱいだった。

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バスで三重会館まで移動し、ツァラトゥストラはかく語りきというカフェへ。
店内は広くて落ち着いた雰囲気。本がたくさんあって。
常連さんはカウンター席がお気に入りのようだ。
おまけにコーヒーが美味しかった!
美術館でも販売していたテオヤンセンのミニ模型が置いてあった。

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閉館してしまったらしい、商店街の映画館。


その後四天王寺を訪れる。
渋い。古いままなのがいい。庭も綺麗だった。

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どうでもいいけど庭にカニがいた。


ここの駐車場をはさんだ隣地に四天王寺会館という建物があって、カフェやら本屋さんやらあって何やら楽しげな雰囲気。
でも日曜日はお休みなのであった。残念。

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動じない猫。

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旧博物館。場所も悪くないのにもったいないね。

トリガール!

なんとなく流されて生きてきた女子大生ゆきな。
ひとめぼれした圭先輩にスカウトされて人力飛行サークルに入部する。
圭先輩と飛ぶことを夢見るゆきなだったが、その前にあらわれたのはとてつもない体力をもつ坂場だった。
ヤンキー崩れの坂場に嫌悪感を抱くゆきなだったが・・・

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まああれやこれやでゆきなと坂場が組んで鳥人間コンテストにでるわけです。
わたし鳥人間コンテストは全然見たことがないのだけれど、あれ自転車こいでるんだねー
知らなかった・・・大変だわ。そりゃそんじょそこらの女子にはできないわな。

土屋太鳳ちゃん、コメディむいてるよね。
ちょっと漫画チックな顔だしね。キュートです。
ダンスシーンがあるんだけど、そういう大学に行ってるだけあってキレキレでかっこういい。
一緒に踊る間宮くんもがんばってるけど、実力の差は歴然!という感じだった(まあそういう演技かもしれないけど)。
ほぼ全編笑えて何も考えず見るコメディ映画としては秀逸だと思う。

まあ轟二郎のくだりの面白さはなんかよくわからんかったけど・・・

草原に黄色い花を見つける

1980年代ベトナムの田舎が舞台。
豊かな自然に囲まれ、貧しいながらも仲良く暮らすティエウとトゥオン兄弟。
ティエウは幼馴染のムーンが気になって仕方ないが、おさなすぎるふたりは気持ちをうまく伝えることができない。
そんな中、ムーンの家が火事になり、一時ティエウの家に預けられることになる。
しかしムーンはトゥオンとばかり仲良く遊び、ティエウのうっ憤は募っていく。

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純朴な兄弟に心洗われた!とかいうレビューが多いんだけど、わたしはドン引きした。
これ以上ないくらい引いた!
まあネタバレしますとね。





少女ファニーと運命の旅

ナチスの脅威が広がりつつあるヨーロッパ。
フランスの児童施設に預けられたファニーと妹ふたり。
フランスもナチスの支配下となり、スイスへ逃れることになる。
途中大人たちとはぐれ、子どもたちだけで必死の逃避行をすることとなる。

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実話がベースだそうで。
子どもたちを逃がそうとする女性は映画を作るにあたって、いろんな人をモデルにしたのだとか。
ということは、ファニーは彼女と再会はできなかった・・・殺されてしまったんだろうなぁ。
子どもがナチスから逃れるという映画は多くあるけれど、この映画の描き方はまだまだライトなほうなのかもしれない。
しかし13歳で何人もの命を背負わされるなんて経験をするなんて。
戦争ほどあほらしいものはない。

ベイビードライバー

天才的な運転技術で犯罪者たちの逃がし屋をしているベイビー。
幼いころの事故が原因で、耳鳴りが常にしているが、大音量で音楽を聴いている間は耳鳴りが消え、集中力が高まるのだった。
運命の女性デボラと出会い、逃がし屋稼業から足を洗おうとするが・・・

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面白いよ、面白いけど、あまりにも過剰評価されすぎてないかなー、この映画。
音楽と映像のリンク、面白い。ナイスアイデアとは思う。
でも話はあまあまだし、突っ込みどころ満載だし。
そして主人公の顔は多分日本人好みではない。笑
カーアクションが好き、という人は文句なく楽しいと思う。

エブリシング

重度の免疫不全のため、幼いころから自宅から一歩もでることなく育った18歳のマデリン。
隣家に越してきたオリーとメールのやりとりをし、恋に落ちる。

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単純な不治の病モノ、と思いきや、とんだサイコホラー(っぽくは描いてないけど)。
いやー、もうひくわー
ひいてしまうわー、としか言いようがない。

主人公の住む家がすごい。
入り口は厳重なセキュリティ、クリーンルームまで完備、外部からのものの持ち込みはすべて殺菌してから。
ひたすらに主人公の母親の財力がすごいなーと単純に感心したりする。
アフリカ系アメリカン(って言うの?)のアマンドラ・ステンバーグがひたすらキュート。

東京散歩

ライブで行った東京、だけど行ったからには楽しみましょう、ということで、まずは浜松町へ。
目指すは日の出桟橋。そう、隅田川を舟で移動するのだ。
駅から徒歩8分で桟橋、とナビは表示したのだけど、改札口からのながいながい通路をおりてから8分だな、こりゃ。
駅の通路からは旧芝離宮恩賜公園がよく見える場所がある。
季節のいい時期はゆっくり上からながめるのもいいかもねー(暑い)
チケットを買っていざ乗船。
下と上に座席がわかれていて、景色がいいかなーと上に行ったのだけど、まあ暑いのなんのって。
船が動き出すとそこそこ風が吹くけれど、出航までが蒸し暑くて。
水やあおぐものは必須だわね。
船内アナウンスは橋の説明や、周囲に見える建物の説明など。簡単に。
浅草まで約40分のクルーズ。
今度機会があれば、もう少し過ごしやすい季節のときにしよう。

浅草で下船してすぐのところに台東区のレンタサイクルがあるというので訪ねてみるも、なんと全台貸出し中とのこと。
4時間300円と格安だし、上野の近くまで乗り捨てできるから、そりゃ人気だよね。
しかたなく歩いて移動することに。途中一乗車100円のコミュニティバスにでものればいいか、と思ったんだけど、一方向にしか運転してないし、経路がごちゃごちゃしててわかりにくい!乗るタイミングを失ってしまった。

まずはCafe Otonovaでランチ。キヌアと生ハムのなんとか・・・を注文。おしゃれですなー見た目が。

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パンとドリンクがついて1000円。
古い家を改修したお店で、シックな雰囲気がいい感じ。

今回いちばん行きたかったお店がつきじ常陸屋。
当然築地にあるお店だけど、なんと浅草にもあるとのことでそちらへ。
なにが目当てって、アナタ、これですよ(と、写真を入れるつもりだったけど面倒なので割愛お店の商品ページはこちら>>)。

じゃーん、干しカゴでござい~
野菜や魚なんかを天日干しするためのカゴ。
金物店とかホームセンターに売っているのはたいてい青。
何故か青。
わたしゃ青は好きだがあの色と質感はぜーったいに我が家のベランダに置きたくない。
ここのはベージュ基調のお店オリジナル品。
通販でも買えるけれど、やっぱり実物を見て質感と大きさをこの目で確認したかった。
この商品を知ってからはや幾年(大げさ)。ようやく実物を手に取ることができた!
迷った末に小さいサイズを購入。
それにあう四角いザルも二枚。
野菜を干すためにも使うけど、生ごみを乾かしてから捨てるためにおもに使用してる。

ダンデライオン・チョコレート
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ファクトリーと謳っているだけあって、一階のかなりのスペースがキッチン、というより作業場になっている。
公園側がガラス張りになっていて、気持ちのいい眺め。
アイスモカとお土産にブラウニーを購入。ブラウニー、かなり美味い。ちょっとしたお土産にいいと思う。
板チョコは溶けそうだったので断念。

珈琲とチョコレート 蕪木
まあそんな感じの店かな~と思った通りのお店。
あの家はちょっとおしゃれな感じだからお店なのかな、それにしては看板がないな。
と近寄ると、あ看板あった!ちっさ!よく見れば地面にも営業中の看板が!ちっさ!
という、知らないとなかなか入りづらい仕様になっております。
ブレンドと、注文したコーヒーに合うチョコを選んでくれる、ということでチョコはおまかせ。
珈琲とチョコって合うよね。無敵の組み合わせだなー
ていうかチョコうまっ!珈琲との相乗効果半端ない。
ただコーヒーカップが薄手かつ口の広いタイプで冷めるのが早かったのが残念。

カキモリ
文房具店かな、と訪れたら、ノートを自分の好みにカスタマイズできるお店だった。
買う気はなかったのに、店内にたくさんいる女子の熱気に舞い上がり、一冊作成。
オットへのプレゼントに。まあ、けっこうなお値段になります。笑
お隣は姉妹店らしく、インキのお店だった。なんか贅沢だなー
当日受け取りに行けずに、翌日行ったのだけどやっぱりお客さんいっぱいで、売り方の妙だよなー、なんて感心する。

日付変わって翌日の昼食。
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ででーん。宿泊したホテルのすぐ近くに駒形どぜうというお店がありまして。
どじょう鍋ですよん。
どじょうは豊橋でも食べたことがあるけれど、江戸風は独特。
テーブルにネギがもりもりっと置いてあって、どじょうがぎっしり並べられた鍋にのっけて、ネギがしんなりしたら食すという。
鍋が平たく、すぐにわりしたがとんでしまうので、これまたテーブルに置いてあるわりしたをちょいちょい足しながら食べるんだとか。
火は炭火!いいねいいね~
けっこうな数のどじょうを食べた・・・
定食にしたのでこの鍋に、ごはんとどじょう汁、漬物と田楽がついている。
どじょう汁はちょっと苦手な味だった。全部食べたけど。
山椒がおいしかったな。
翌日そんなに疲れがでなかったのは、やはりどじょうパワーなのかしら?

コフィノワ
自家焙煎珈琲のお店。
飲食スペースもあったけれど満席だったので豆だけ買って帰る。

そのあとは適当にぶらーっと上野駅まで歩く。
古い家が多くて面白かった。
たいていのおうちの前に植木鉢がずらずら並んでいて。
あれって日本特有って気がするんだけどどうなんだろう。

Hey Tokyo

2017年8月25日 於 渋谷TAKE OFF7

待ちに待ったMunizO帰国一発目のライブ。
いそいそと東京へ行ってまいりました。



カナダへ渡って1年半。
彼らとしては納得した結果はだせなかったと思う。
多分帰国したらもっと大きな会場でライブをやれるくらい有名になるつもりで日本を出たのだろうから。
でもやはりなんというか・・・
音が全然変わっていた。
ライブ後に友人とその印象に散々言葉をあてはめてみた。

sophisticated、研ぎ澄まされた、シャープなどなど・・・

要は荒削りな部分がみごとに洗練されていた、という印象。
ひたすらかっこういい(と、以前も言っていたけどさ)。
食べるものに事欠き、ひたすら音楽だけに向かい合う日々は、彼らの音をここまで進化させたのか。
無駄な回り道なんてないって本当だね。

そして想像以上にGAZOOのCMソングPush The Limits (For Better)がもりあがるのなんのって。
みな頭おかしいでしょ。笑
どうやらカラオケにも入ったらしいので、ん十年ぶりにカラオケでも行こうかしら、と思っている。
しばらくは地道に日本でライブを積み重ねていくしかない、のかなー
東京ばっかだとさすがに何度も足を運ぶのは難しいけど、せめて年内にはもう一度行きたいな。

タルト

先日名古屋のカフェ本を読んでいて、久屋にフルーツタルトのケーキ屋さんがあることを知った。
お休みの日に遅く起きて、お昼を食べ損ねたので夕食までのつなぎにいっちょ食べてみますか、とオットと共に訪れた。
ちょうど席が空いていてすぐに座れた。
冷蔵ケースにたくさん並ぶタルトケーキ。
どれもフルーツがふんだんに乗っていてテンションがあがる。

わたしは桃の、オットはいろんなフルーツが乗ったものをチョイス。
ホットコーヒーとアイスコーヒーをそれぞれ頼む。

まず、多くのケーキ屋さんに文句を言いたいところは、コーヒーくらいまともにいれてくれ、ということ。
たいてい手入れをちゃんとしているのかどうだかわからんマシンで、苦みだけが増幅されたくっそまずいコーヒーを出されることが多い。
残念ながらこの店もそう。
コーヒーをドリップするくらい、そう手間じゃないと思うんだけどなぁ。
アイスコーヒーは香りが抜けていた。が、ホットよりまし。

普通のお皿にタルトとナイフフォークがのっかって提供。
うーん、これもどうかと思う。
ぺーパーナプキンをケチってのことだと思うけど。
で、まあケーキが美味しければいいのだけれど、正直フルーツはおいしいけどだからなに?って感じ。であった・・・
しょぼーん

最近タルトケーキを食べるとこういうパターンが多くてがっかりする。
タルト生地とフルーツの間に調和のとれたカスタードがつかってあるとか、コーティングのゼリーが絶妙だとか、そういった工夫がまったくないタルト。
そんなん家で作れるじゃないか!と思ってしまう。
これだったら高級な美味しいフルーツを買ってきて食べたほうがよほど満足する。

こんなシロモノでも店はそこそこ繁盛しているっぽい。
なんだかなー
今時の、インスタ映えするケーキだからか?アホらしい。
二度と行かないな、あの店。

ハマる

なんとなくお気づきの方もいらっしゃると思うが、映画の感想書くのが面倒でしかたない・・・
こういう波は年に何度かやってくる。

最近何を見たかと言うと、銀魂、世界は今日から君のもの、獣道、東京喰種、君の膵臓をたべたい。
もうちょっと見てる気がするんだけど、面倒なときって見た映画をメモするのも面倒で。
見た本数も少ないと思う。

で、タイトルである。
何にハマっているのか。
ドラマ過保護のカホコにはまっているのである・・・

これ、実は最初まったく見るつもりがなかったのだけど、予告があまりにおもしろそうで見始めた。
脚本が毎度物議を醸す遊川和彦氏。
ありえないほど過保護に育った女子大生カホコ。
生活のすべての雑事は母がてきぱきとこなし、その日着る服まで母に決めてもらうという甘えっぷり。
カードのチャージがなくなればパパに泣きつき、両親の実家へ行けば雨あられとふるおこづかい。
誰からも可愛がられ、世の中に悪意というものがあるなんてこと想像すらしたことのない女の子。

最初のほうの放送回で、「カホコのしゃべりかたがいらついて無理!」と脱落していった人も多いようだが、もうねーこの歳になるとそんなことではいらつかないよねー
全然気にならなかったな、そこらへんは。
にしてもこのカホコを演じる高畑充希が上手い。
わたしが彼女を最初に見たのは佐藤健が主演したドラマQ10でだった。
主人公のクラスメイトで、真面目な優等生役。
撮影時は19歳だったと思うが、はっきりいって今の方が若い・・・というか幼く見える。
今まで見たどんな役柄ともまったく違う、見たことのない高畑充希がいるのである。

そしてそのカホコが自分の来し方に疑問を感じ始めるきっかけとなるのが、麦野初との出会いである。
演じているのは竹内涼真。
正確に言えば竹内くんに萌えているのである。いえーい。

もう本当に申し訳ないのだが、実は彼が仮面ライダードライブに起用されたとき、「今年のライダーはイマイチ」と思っていた(おまけに仮面ライダーなのに乗るのは車である)。
オットがけっこうこのシリーズが好きで、わたしもそこそこ見ていたのだが、どうもあまり格好いいとは思えなかった。

その後映画青空エールを見て多少萌える。が、これはシチュエーションに萌えただけともいえる。
そしてさらに帝一の國を見て「およ、かっこういい・・・、いや、めっちゃいい!」と初めて思った。

どうやらわたし、髪型によって好き嫌いがかなり左右されるらしい。
リーゼントとか七三分けなんかが苦手らしい(ロン毛は論外)。
仮面ライダードライブは七三っぽかったんだよねー
帝一の時の髪型はすんごく似合ってた!ずっとあのまま行ってほしい!と思うくらい好き。

で、ここへ来て薬用ビューネのCMにカホコですよ・・・



乙女心をくすぐるよなーうわー
なんだか久々にときめいてる気がする(そうでもない)。

カホコの甘ちゃんぶりに憤慨して正論を吐くけれど、そんなふうにあからさまに一方的に正論を吐く、ということ自体が甘ちゃんなのであって。
甘ちゃんVS甘ちゃんがどんなふうに関係を築いていくのか、どう変化していくのかが楽しみである。


彼女の人生は間違いじゃない

廣木隆一監督作。なかなかに多作ですな。

いわき市の仮設住宅で父と暮らすみゆき。
平日は市役所で働き、週末は英会話の学校へ行く、という名目で長距離バスに乗り東京へ行き、デリヘルのバイトをしている。
父は農家だったが土地は汚染され、保証金でパチンコ屋に通いつめている。

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とても冷たい言い方をすれば、地震や津波はまあ仕方ないと言えば仕方ないのだ。
これに遭遇するかどうかは天の気まぐれ。嘆くしかない。
しかし東北の地震には原発がからんでしまった。
もともと地元ではまったく必要でないものを、企業や政治家の目論みで作ってしまったこと。
そしてそれが安全とは程遠いものであったこと。
しかしそれによって潤っていた街や人がたくさんあった。
もし、あの場所に原発がなければ、嘆きながらももっと早く日常生活に戻れたはずだった。
そういう複雑さがこの映画のモヤモヤなんだと思う。
そう、この映画とってもモヤモヤする。
主人公は無口で、デリヘルを始めた心情はまったく描かれない。
二重生活に何かを見出そうとしているのはわかる。
わかる、が、この映画の最後でなんとなくすべてを肯定的、前向きに終わるのが、何を見出したことがきっかけなのかよくわからず。

食い足りない、という気持ちは否めない。
が、ダメオヤジをやらせたら今いちばんうまいであろう光石研がいいし(ダメな奴なんだけど憎めないってとこがすごい)、主人公の同僚役の柄本時生、デリヘルのボディーガードの高良健吾がそれぞれ面白い。
無口な主人公に代わって彩りを添えてくれる。
あ、もちろん主人公を演じた瀧内公美の横顔と脱ぎっぷりもよかった。