いつの間にか消える

マンションの北向きの廊下に、アイビーの鉢をおいている。
もとは母から受け継いだもので、多分30年以上モノ。
アイビーはまず枯れないので便利な植物である。

ただ春先に一度だけ猛烈にアブラムシらしきものが大発生する。
らしき、と書くには理由があって、色が真っ黒なのである。
ちょっと違うものなのかなぁ、とも思うのだけど・・・
あまりにびっしり密集しているので、こそげ落とす気にもなれず、枝ごと切って捨てている。
多分放置しておいても大丈夫な気はするけど。

そして10月になると、数年前から黒い種のようなものが下に落ちるようになった。
なんだろう、掃除しなきゃ・・・と思っていると管理人さんが片づけてくれたりする。
でもまたすぐに種が。
で、気が付いた。
これはもしかして、虫のフン?

よーく目を凝らしてみると、いた。
アイビーの細い枝にそっくりな、尺取虫っぽいのが。
体長は5センチほどあろうか。
葉っぱを少々食べているようではあるが、丸坊主になるほどは食べるまい、とそのまま放置する。
が、たびたびフンが目に入るので、街路樹にでも移動させるか、と思うと姿が見当たらない。
フンも落ちなくなる。どこかへ移動したのか、鳥に見つかって食べられたのか。
サナギらしき姿は目に入らない。急に姿を消す。

ということが実はここ3~4年ほど続いている。
まるでわたしの考えを読むかのように、姿を消すのだ。
しかも毎年一匹ずつ。不思議でならない。
今年も「今日仕事から帰ったらやろう」と思っていたらいなくなっていた。

見かけるのが必ず一匹だけというのも不思議。
卵をアイビーに生んでいるのではなくて、どこからか歩いてくるのかしら?
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