ジムノペディに乱れる

ジムノペディ・・・ずーっとジムノペティと覚え間違いしていたわ。

日活ロマンポルノ・リブートプロジェクトの1作。

映画監督の古谷は久々の撮影に挑むも、主演女優が降板してしまい企画がとん挫してしまう。
彼は鬱々として日々をさまよう。
彼の憂鬱はどこからくるのか。
思うように映画を撮影できないからなのか、事故を起こした妻の意識が戻らないことか、金に困っていることか・・・

主人公古谷を演じるのは板尾創路。
特に美形でもなく、くたびれたおっさんなんだけど、どよーんと立っている姿を見ていると「あれ?なんだかかっこういい」と思えてくる不思議な男性である。
劇中でももてる。
彼が映画監督だから?なんだか放っておけないから?危うい感じがそそられるのか?
隣家の人妻、昔の女や若い女、映画を降りた元主演女優、養育費を払うどころか金をたかりにいく元妻。
なんだかみんな古谷にベタぼれなんである。
彼を拒む女性なんていないさ~という掟でもあるかのように、彼は女性に対してはやりたい放題だ。
けれど女を抱けば抱いた分だけ、彼の憂鬱と諦めと苛立ちは深まっていくように見える。

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映画の専門学校で教鞭をとっているらしい古谷の教え子を演じた芦那すみれとのやりとりはちょっと面白かった。
若い男女の間では多分繰り広げられない面倒なやりとり。
この子、細くて胸も小さいのだけど、妙にエロかった(濡れ場以外が笑)。
眼帯をしてるシーンがあったのだけど、それがまた何とも・・・

この物語もまあ、面白いのだけど、やっぱりご都合主義な「女は主人公を拒まない」前提がどうもね・・・
ロマンポルノの女性は懐が深すぎるよ・・・
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